ゼミ トピックスSEMINAR TOPICS

TOP > ゼミ トピックス一覧 > 詳細

ゼミ トピックスSEMINAR TOPICS

2014.08.28
ゼミ学生と北海道芽室町・浦河町でフィールドワーク


頑張りました!芽室町でのプレゼンとディスカッション


べてるの家での「ミーティング」


ご褒美は札幌でジンギスカン!

 地域で障害者が雇用されて働ける場をつくりたい、こうした行政課題を企業と地域と行政が連携して解決する先進事例が北海道十勝地方の芽室町で実践され注目を集めています。



 企業が出資して就労継続支援A型事業所の株式会社九神ファームめむろを設立し、雇用契約を締結して障害者を雇用しています。事業は、農業大国十勝の強みを生かしてジャガイモ、カボチャ、小豆等を栽培し、カットし、茹でて、真空パックにする食品中間加工です。加工された食材は、出資企業である株式会社クック・チャムに出荷し、ポテトサラダやコロッケになり、十勝の自社農園産の商品として人気となっています。


 九神ファームの「九神」はご本人とご家族、お客様、企業、町、町民、福祉、教育機関、土地の恵みの9つの神様を意味しています。


 学生たちは、この八方ならぬ九方全てに恩恵がある仕組みを構築した株式会社エフピコの特例子会、株式会社ダックス四国の且田久美氏、芽室町役場で商工観光課観光物産係に所属し、地域おこし協力隊としてこの事業を進めている社会福祉士である細川智絵子氏、芽室町町役場 商工観光課課長日下勝祐氏、保健福祉課障がい福祉係課長補佐兼係長有澤勝昭氏、にそれぞれのテーマに基づいて課題設定をプレゼンし、インタビューを行いました。

 行政、企業、福祉それぞれの立場で、ミッションに基づき文字通りゼロからビジネスモデルを構築して、いきいきと働く社会人の仕事ぶりを目の当たりにして学生たちは大きな刺激を受けました。

 日高地方の海辺の町、浦河町にある社会福祉法人べてるの家で、精神障害者が地域で地域の特産品(日高こんぶ)を仕事として地域に溶け込んで暮らす、そのための実践の1つである「当事者研究」のミーティング、SSTを体験し、貴重な経験ができました。

ページ上部へ移動